歯周形成外科
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歯茎を整えることができる
日本では珍しいが米国では一般的
「歯茎が下がって歯が長くみえる、しみる」
「笑うと歯茎が見えすぎる」「歯の長さが左右比対称」「歯茎の色が悪い」というようなお悩みはありませんか?美しい笑顔、きれいな口元づくりには、歯と歯茎のバランスが重要です。歯周形成外科では、下がった歯茎を元に戻す、見えすぎる歯茎を修正するなど、歯と歯茎のバランスを美しく整える処置を行います。日本ではあまりなじみのない言葉ですが、米国では一般的に行われている治療です。
結合組織移植による根面被覆
部分的に退縮して歯茎がなくなってしまった箇所に、上顎の歯肉を移植することで審美的な改善を図ります。特別な技術ですが当院では実施できます。あきらめていた歯茎のお悩みがある方も、お気軽にご相談ください。
下がってしまった歯ぐきの治療(根面被覆)について
根面被覆とは
根面被覆は、歯周病やその他の原因で後退した歯ぐきを戻す治療法です。この治療法は、露出した歯の根を覆い、歯の見た目を改善し、機能を回復させることを目的としています。
歯ぐきが下がってしまいお悩みの方へ
• 歯が以前より長く見える、歯の根元が見えてしまい、見た目が気になる
• しみて痛い
• 矯正治療後、歯ぐきが下がってしまった
これらのお悩みの原因は歯ぐきが下がり、歯根の部分が見えてしまっていることです。この状態を「歯肉退縮」と言います。歯肉退縮は加齢だけでなく、20代や30代でも起こります。
歯肉退縮の原因
• 歯周病
• 過度な歯ブラシの圧
• 歯並び
• もともとの歯ぐきが薄い
• 噛み合わせ
• 歯ぎしり、くいしばり
• 矯正治療
歯肉退縮は放っておいても治ることはなく、より歯ぐきが下がってしまう可能性もあります。しかし、下がってしまった歯ぐきを元に戻す治療を行っている歯科医院が少なく、悩んでらっしゃる方が多く当院に来院されます。
根面被覆の手法
結合組織移植法
結合組織移植法では、患者自身の口腔内から採取した健康な歯茎の組織を使用して露出した根面を覆います。これにより、身体の拒絶反応が少なく、治療効果が高まります。
根面被覆のメリット
• 審美性の向上: 露出した根面を覆うことで、見た目が自然になり、笑顔に自信が持てます。
• 歯の保護: 根面の露出を防ぐことで、虫歯や知覚過敏のリスクが低減します。
• 歯の安定性の向上: 歯の支持組織を再建することで、歯の動揺を防ぎます。
治療の流れ
1. 診断と計画立案: 初診で歯茎の状態を診断し、最適な治療計画を立てます。
2. 手術: 適切な方法で根面を覆う手術を行います。
3. 経過観察: 手術後の経過を観察し、必要に応じて調整を行います。
当院の根面被覆治療
当院では、経験豊富な歯科医師が最新の技術を駆使して、患者様一人ひとりに合わせた根面被覆治療を提供しています。詳細な診断と丁寧なカウンセリングを通じて、安全で効果的な治療を実施しております。お気軽にご相談ください。
遊離歯肉移植術(Free gingival grafting)
歯ぐきが薄い方は、歯磨きするときに痛いので、歯磨きがしにくかったり、歯磨きをするだけで、歯ぐきが下がってしまうことがあります。
遊離歯肉移植術は、歯ぐきが薄い部分に、患者様ご自身の他の部分から採取した硬い歯肉(角化歯肉)を移植します。これにより、強い歯ぐきが形成され、歯磨きがしやすくなったり、歯ぐきが下がるのを防ぎます。
遊離歯肉移植術のメリット
1. 歯肉退縮の予防: 歯ぐきが下がるのを防ぎます。
2. 角化歯肉(かたくて丈夫な歯肉)の獲得: 歯ぐきがしやすくなります。
3. 歯の寿命延長: 結果とし長期的な歯の健康を維持します。